読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

光る文字をイラレのアピアランスで作ってみた

f:id:koivu-ihana:20160524132834j:plain
イラレアピアランスのみで、光って見える文字を作る方法をまとめました。

目的

CMYKイラレのみで光表現の練習がしたい
自分用ルール
・スクリーン/ソフトライトは使わない
アピアランスを使う
前提
・地の色はCMY1%K100%

考え方

f:id:koivu-ihana:20160524132832j:plain

どうすれば光って見えるんだろう?
→写真を観察してみよう
・光源に近い→明度を高く
・光源から遠い→明度を低く
つまり、光源から離れるにつれて明度が低くなるように色を重ねていけば「光っているもの」が表現できるはず!
それらを踏まえて作っていきます。

①地と光が馴染む部分(一番外)を作る

f:id:koivu-ihana:20160520160520p:plain
まずC100K50の塗りを設定します。
K50を足すのは明度を低くするためです。
次に「効果」→「Photoshop効果」の中にある「ぼかし(ガウス)」を使用します。
今回の値は15.8pxとしました。これはオブジェクトのサイズに合わせ適宜変える必要があります。

■「ぼかし」と「ぼかし(ガウス)」の違いって?

f:id:koivu-ihana:20160524132833p:plain
スタイライズのぼかし
・輪郭部分だけをぼかす仕組み
・パスの外側にぼけ部分が出ない
・拡大・縮小時にオプションで「線幅と効果を拡大・縮小」をチェック→ぼかしの値も変更される

ぼかし(ガウス
・画像全体をぼかす仕組み
・パスの外側にもぼけ部分が出る
・拡大・縮小時にオプションで「線幅と効果を拡大・縮小」をチェック→ぼかしの値は変わらない

共通事項
・ラスタライズ効果設定で解像度を変えると、見た目が変わる=解像度に依存する効果のため

ぼかしは2つを使い分けると、自分のイメージしたものが作りやすくなると思います。

②二層目を作る

f:id:koivu-ihana:20160520160521p:plain
C80K5の塗りを設定します。
光源に近付いたのでKを少なく、Cも少し減らしました。
ぼかしの値は5.6pxと①より少なくします。

③三層目を作る

f:id:koivu-ihana:20160520160522p:plain
C60の塗りを設定します。
より光源に近付いたのでKは完全になくし、Cも更に減らしました。
今回は文字にかける(つまり塗り部分が細い)ので、ここからぼかしません。
「パスのオフセット」でマイナスの値=内側に塗りを縮めます。
値は-0.05mmとしました。
※パスのオフセットでマイナスの値が大きすぎる場合、逆に飛び出して広がったように見えちゃうので気をつけましょう。

④四層目を作る

f:id:koivu-ihana:20160520160523p:plain
C30の塗りを作り、パスのオフセットを-0.1mmに設定します。
うっすらと光った感じが出てきました。

⑤仕上げ:五層目を作る

f:id:koivu-ihana:20160520160519p:plain
塗りをCMYK0(完全な白)にし、光源を表現します。
パスのオフセットは-0.2mmに設定しました。

これで出来上がりです。
後はアピアランスを登録しておけば、他のオブジェクトに流用できるようになります。
登録については

hamfactory.net


はむこさんの記事にて丁寧に記載されているので、ぜひ参考にしてください。

 

神速Illustrator

神速Illustrator
著者:五十嵐華子
価格:3,024円(税込、送料込)